毎日泣いています。
仕事は忙しいし毎日家に帰るのが遅いけど、それなりに充実はしてる。

今日で社会人に復帰して丸二年。

30代は病気でほとんど働けず、ものすごい貧乏だったけど、小太郎と小太郎ママのおかげでなんとか楽しく暮らしてきた。

この病気ってのはいわゆるうつ病だ。7年くらい苦しんだ。

薬を飲んで悪化したイメージがある。
結局は減薬を相談しても「ちょうしいいんだったら飲んでれば?」といって処方し続けようとする医者に嫌気がさし、自分で少しずつ減薬して医者に行くのもやめた。
だから前回のブログの様に薬をたくさん飲ませることにものすごく抵抗があるのだ。

一番ひどい時は小太郎ママが仕事に行った後、毎日のように包丁をのど元に置いて自殺しようかって、しんだら迷惑かけるなーとか、死んだら楽になるなーとかいろいろ想像して泣いていた。

そんな時も小太郎は寄ってきて俺のほほの涙をやさしくペロペロ舐めてくれていた。

「そんなことしなくてもいいんだよ、そのうち元通りちゃんと元気になるから」

小太郎はそう言ってくれていたようだった。





今俺が生きているのは半分は小太郎のおかげだと思っている。



友人のおかげで社会人に復帰でき、やっと経済的に少し余裕がでてきて、二人(実際には一人と一匹)ともっと楽しい生活をと思えるようになったのが去年はじめ。。

そして去年の五月に小太郎の悪性リンパ腫が発覚した。
抗がん剤治療を選択し、お金もたくさんかかってる。

副作用で死にそうになった時もあった。

怒りと後悔と無力さと・・・いろんなものが混じった感情の毎日だった。

それはひとえに小太郎の病気がよくなってもっともっと楽しく一緒に暮らして行くことが目的だった。


治療していなければ昨年の8月くらいにはお別れだったかもしれない。

でも・・・。

しかし、今の小太郎はほとんど歩けないし、ご飯もなかなか食べれなくなっている。

本当に抗がん剤治療選択してよかったのだろうか。
我々のエゴで、ただいたずらに延命させてしまってるんじゃないかって。





散歩が大好きだった小太郎。
ご飯もおやつも大好きだった小太郎。

彼は今はなにか楽しいことはあるのだろうか。
痛いところとかないんだろうか。

よく震えるようになった。

抗がん剤治療もやめ、少しは元気になって、歩くのが楽になるかと思い、車いすも買ったし、介護用のハーネスも買った。

でも小太郎は全然動いてくれない。
歩こうともしない。

倒れながらでも、何もつけないほうがいいみたい。

ご飯やおやつも口に入れようとはするんだが、うまく呑み込めずだしてしまう。


こんな事思いたくもないし書きたくもないが小太郎との旅の終わりを感じずにはいられない。



どうにかなりませんか。
神様。

もう少し一緒にいたいです。
今日は2021年3月1日。


もっともっと一緒にいたいよ小太郎。